島根の自然と文化を顕彰
【居住地の自然と文化を顕彰する〜益田市〜】
島根県益田市の(生長の家)仲吉田支部では、居住地域の自然、歴史である国指定史跡の大元古墳(おおもとこふん)を紹介します。
益田市に住んでいても、何処にあるのか分からないという訳で、2024年4月2日(火)にお天気に恵まれて久しぶりに皆さんと古墳まで歩いてみました。
標高約60mの山頂部に鍵穴形をした前方後円墳(1号墳)と円墳(2号墳)の2基が確認され、1号墳は長さ85㍍を誇り、石見地方でも最大級です。
平成27〜29年度の発掘調査では、1号墳の後円部墳頂から、埴輪の列を検出し、これは石見地方初の発見でした。出土した埴輪のほとんどが円筒埴輪と呼ばれる士管のような形をしたものでした。
埴輪から得られる情報は大変貴重です。その特徴から大元1号墳の築造は古墳時代前期末頃であることがわかりました。以上の成果によって大元1号墳に眠る人物は、その古墳の形、大きさから、益田地域の首長と考えられます。
また隣町には、埴輪、葺石フキイシを備えた県内最大(山陰最大級)の前方後円墳の「スクモ塚古墳」があります。大規模な古墳の築造には多数の人を動員する必要があることから、古墳時代前期末から中期初頭の益田には、山陰地方でも有数の豪族が存在していたことがわかります。
「益田市ホームページ」より
参照(益田市観光ガイド)、、、
https://masudashi.com/kankouspot/kankouspot-1022/
<Facebook生長の家島根県教化部2024/04/03投稿より>
大元古墳について
益田地区ミニイベントで
【居住地の自然と文化を顕彰する】
第一弾〜渡橋八幡宮・観音寺〜
私が最初に顕彰するのは、生長の家島根県教化部会館の産土神社にあたる渡橋(わたりはし)八幡宮です。主祭神が初代・神武天皇様と第15代・応神天皇様です。元々は後述する観音寺に祭祀されていたのですが、松江藩主のお殿様の命で独立してお祭りされる事になったようです。昔は神仏習合だったことが伺えます。節目節目でお参りさせていただいております〜🙏
次に顕彰したのが観音寺です。先程にも述べましたが、渡橋八幡宮は元々この観音寺の境内に祀られていました。観音寺は、第九十五代天皇後醍醐天皇の代、元徳年間(1329~1331年)に塩治判官高貞によって建立され、御本尊である+一面観世音菩薩像は出雲市西方の海中から引き揚げられたものと伝えらているそうです。のちに雲州(出雲地方)の三十三ヶ所観音霊場の第四番に選ばれたとのことです〜
島根県は神仏の通い路が整備されており、神様仏様が数多くおまつりされている厳かな雰囲気が漂う文化が感じられます。是非、皆さんもお尋ねください〜〜(文責、山口哲弘)
《参考》
島根県神社庁
https://www.shimane-jinjacho.or.jp/izumo/ae02164f33eff1e8665bd278a59f316575b352c8.html?fbclid=IwAR273VqctJ_Xa8UHhayIYjhj-tOr1K37lA6RImqBSBxuxZmi3uB4UddtATc
仏壇の原田https://www.butsudannoharada.com/temple/2011/11/post-35.html
<Facebook生長の家島根県教化部 2024/03/18投稿より>