教 化 部 長 大和島根巻頭言
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山口哲弘教化部長

終わりよければ全て善し
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。2025(令和7)年も残り1ヵ月となりました。私は山陰に越してきて3回目の冬を迎えます。1年目、2年目には味わうことができなかった、一番心が落ち着いた年末年始を迎えているように感じております。一重に皆様のお陰であります。早朝行事の配信も約60~80名の方が毎朝ご参加くださっており、Facebook【サンサン山陰】の登録メンバーは180名となりました。私にとってこれ以上のない励みとなっております。これからも皆様と共に山陰の光明化運動を前に進めることができることに心から感謝申し上げます。ありがとうございます。
さて、生長の家総裁・谷口雅宣先生は先日の谷口清超大聖師17年祭で大変貴重なお手紙をご紹介くださいました。それは当時の中曽根康弘首相に宛てた清超先生直筆のお手紙です。生長の家の運動の流れ、時代的背景を説明していただきながらのお手紙の内容に感動を覚えました。生長の家政治連合(生政連)の活動停止、解散という非常に重要な決断をされた清超先生の功績に感謝の想いを深めました。これらの内容が機関誌『生長の家』や九折スタジオの動画に掲載、配信されるかもしれません。その時は是非ご一読、ご視聴されることを推奨いたします。
話しは変わりますが、機関誌『生長の家』11月号36~38頁に布教功労物故者追悼慰霊祭における「遺族よりお礼言上」が載っています。函館、東京第二、埼玉教区の教化部長を歴任した佐藤悌司・元本部講師の長女さん(小形明子様)が、お父様がお亡くなりになる直前の書き残した文章を紹介されました。それは「今回の入院の結果がどうなろうとも、それは自然の摂理であり、人間の智能で変化させることはできない法則でもありますから、全能傾けて従うより仕方がありません。知るべきことは、再会叶わぬ別れが悲しみの根源であって、永遠の生命の世界を信じ、自他一体の存在を自覚すれば、すなわち喜びさえ生まれるわけですから、正しい人生観を自覚できるように真理を学んでくださるよう念願致します。」(上掲書38頁)というものです。人生の最後の瞬間を迎えるのにこのような心境で霊界へ旅立つことができることを私も心から願いました。そのためにはまだまだ修行が足りません。来年も皆様と共に毎朝行じ続けていく所存です。
最後にタイトルにもありますように「終わりよければ全て善し」です。この年末の締めくくりに浄心行と大晦大祓が島根県・鳥取県両教化部、松江道場で計画されております。本紙の行事案内枠をご確認いただき、積極的に心を浄めて素晴らしい新年を迎えましょう。そして、何と宇治別格本山ではコロナ後初となる初詣練成会が開催されることになりました。年末年始を宇治でお過ごしになるのも最高です。ご希望の方は宇治別格本山の公式HP又は直接お電話(0774-21-2153練成部直通)でお尋ねください。私も行きたいですが、松江道場で元旦0時の神想観をします。(大和島根R7年12月号)

自然の恵みフェスタ2025
開催されます!
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。11月21、22日は長崎総本山で秋季大祭・谷口雅春大聖師御生誕日記念式典が生長の家総裁・谷口雅宣先生、白鳩会総裁・谷口純子先生がお出ましになられ執り行われます。感染症対策のため人数を制限して近隣教区(山口、福岡、佐賀、熊本、長崎南部、長崎北部)のみが対面で参列します。他の皆さんはインターネット配信(生長の家公式HPから)でご視聴いただけます。私たちはこの良き機会に報恩感謝の思いを深めてまいりましょう。
また今月は自然の恵みフェスタ2025が島根教区(11/9(日))、鳥取教区(11/15(土))に開催されます。地産地消・旬産旬消のオープン食堂、自然重視したクラフトや絵手紙に添えた俳句の展示、自転車ミニイベント(島根教区は当日の14~15時、鳥取教区は11/23(祝)10~12時に)等々計画されておりますので、是非お越しください。詳細は本紙一頁に掲載されている案内広告枠をご覧ください。会場である両教化部会館では「自然エネルギー拡大募金」や「ウクライナ緊急支援募金」、「生物多様性募金」に加え「アフガニスタン地震緊急支援募金」と各種募金箱が設置されておりますのでご協力いただきますと喜びます。新たに設置した「アフガニスタン地震緊急支援募金」についてご説明申し上げます。生長の家公式HPにも掲載されていますが、8/31(日)に発生したアフガニスタン東部を震源とするM6.0の強い地震により死者2,200人以上(10/1(水)現在。日本赤十字社HP参照。)とも言われ、甚大な被害にみまわれています。生長の家では緊急性を考慮して国連食糧計画(WFP)と国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に800万円ずつ計1,600万円をすでに寄付しておりますが、そのご寄付を皆様から募っております。募金期間は9/19(金)~11/30(日)で、島根・鳥取両教化部会館、松江道場、米子道場に募金箱を設置しております。皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。
最後にお詫びと訂正をさせていただきたいと存じます。私は先月号の巻頭に「心一つに運動を前に進めましょう!~新しい各組織長決まる~」と題して新体制が10月から始まることをお伝えさせていだきました。その中で組織長が不在となる島根教区の青年会、鳥取教区の相愛会と青年会で希望があれば「家族会」設置することが可能であることを書きました。また機関誌『生長の家』2025年7月号38~43頁に「定期役員改選の実施方法について」の中で「生長の家家族会」について掲載されておりましたが、9/17(水)参議会にて「家族会」について定められた規程の施行を当面の間延期することとなりました。この件につきまして鳥取教区の『聖峰』には追記でお知らせすることができましたが、島根教区の『大和島根』にはすでに校了、印刷が終了しておりましたのでここで改めてお詫びして訂正させていただきます。詳細が分かりましたら改めてお伝えします。ご理解いただければ幸いです。
(大和島根R7年11月号)

心一つに運動を前に進めましょう!~新しい各組織長決まる~
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。今年度は初めて立候補制を導入して各組織の定期役員改選が行われ、8月末までに新しく各組織長が決まりました。9月現在、その他の役員の選出が行われている状況です。
島根教区におきまして、立候補者がいなかった白鳩会では山口寛子連合会長が、地方講師会では豊内由美講師会長が留任してくださることを決意していただきました。相愛会は武田力也連合会長が退任され、多久春夫副連合会長が立候補してくださり、信任投票の結果、過半数以上の信任を得られ、10/1付けで新連合会長としてご活躍いただきます。教職員会は齋藤佳代子会長が立候補してくださり、過半数以上の信任を得られ、留任してくださいます。残念ながら、青年会と栄える会は組織長不在となりますが、栄える会では新会頭が誕生するまで石田貢三会頭や現役員の協力の下、何らかの運動を展開する方向で栄える会中央部との協議を進めております。また、青年会員で希望がありましたら、島根教区家族会も発足することも可能です。
鳥取教区におきましては、立候補者がいなかった白鳩会では松田恒子連合会長が留任してくださることを決意していただきました。地方講師会では松島育代会長が退任され、草刈小夜子副会長が立候補してくださり、信任投票の結果、過半数以上の信任を得られ、10/1付けで新講師会長としてご尽力いただきます。教職員会は德田寛子会長が立候補してくださり、信任投票の結果、過半数以上の信任を得て、引き続き会長職にお就きいただけることになりました。残念ながら、相愛会、青年会、栄える会は組織長不在となりますが、栄える会については島根教区と同様に新会頭が誕生するまでの間、中島正章会頭と現役員の協力をいただきながら運動を展開できるように話し合いを進めています。また、相愛会、青年会の要望があれば、鳥取教区家族会の発足することもできます。会員お一人お一人のお気持ちを尊重してまいります。
生長の家総裁・谷口雅宣先生は万教包容の御祭でのお言葉(機関誌 『生長の家』9月号4~18頁)の中で、私たちの運動を「国際平和信仰運動」と呼ぶなら「信仰による平和」が今こそ必要であることを思い起こし、毎日の信仰と決意を何らかの“形”や“行動”に表していくことが必要であることを強調されました。そのお話しの結びには「新しい運動は三年スパンの運動ですから、中・長期的な視点から検討でき、また息の長い方策も実行できるので、ぜひ皆さまの自主的な判断によって、質の高い運動を進めていっていただきたいと思います。(中略)新しい運動を楽しく、元気よく進めてください。」(同17~18頁)とお話しくださいました。生長の家では後継者不足であるのは全教区共通の課題であります。壮年層、青年層の方々に入信していただけるようにこれからも皆様と共に“数より質”を重視した運動を明るく楽しく心一つに前に進めて参りましょう。
(大和島根R7年10月号)
※家族会については9/17の参議会で延期が決まりました。詳細が分かりましたら改めてお伝えします。

「飛鳥讃歌連続リレー読誦」がはじまりました!
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。連日の猛暑の中ですが、お元気にお過ごしでしょうか。8月は全国各地で40度を越える異常な暑さが観測されております。命の危険を感じる毎日で、農業への影響も心配です。地球温暖化に伴う異常気象は今後も続くと予想されており、私たち生長の家は総裁・谷口雅宣先生、白鳩会総裁・谷口純子先生のご指導をいただき、いち早くその問題点に着目し、今は地球社会貢献活動を各教区の実状に応じて展開しております。昨年、一昨年の9月の私の巻頭文を読み返しますと、「異常気象に待った無し。今こそ地球に優しい〝倫理的な生活〟を!」というタイトルで大雨による水害や落雷による停電について記しておりました。この文章を書いている8/5(火)現在、今は少しでも雨の恵みが欲しいと願う日々です。
さて、9月は秋季慰霊祭が島根教区では19日(金)、鳥取教区では7日(日)に執り行われます。両教区ともに素晴らしい先人の皆様のお陰で両教化部会館、松江道場、米子道場という拠点があり、山陰の光明化運動を展開することができております。私も毎朝の早朝行事をこの4つの拠点で実修し、ネット配信させていただいております。毎朝50~80名の方がご参加くださり、感謝の想いは絶えません。是非とも一柱でも多くの先人の皆様の霊牌供養を感謝の真心を込めてお願い申し上げます。
話しは変わりますが、機関誌『生長の家』2025年8月号39頁に「飛鳥讃歌連続リレー読誦」の実施の際の目的やルールが掲載されています。開催責任者はネットフォーラムの主催者に準じております。ただし、先導者は教区内に限定してリレーを開催する場合と、教区を超えて開催する場合とで違いがあります。前者は地方講師以上の講師の方なら先導できますが、後者は本部指導講師、地方指導講師、本部講師(補)、準教務以上の地方講師、飛鳥大使の方が先導します。例えば、鳥取・島根教区合同の「飛鳥讃歌連続リレー読誦」を行う場合は後者の方々に先導をお願いすることになります。私も毎朝の早朝行事において毎月1日、15日に『飛鳥讃歌』を拝読させていただいております。最初は中々難しく引っかかりながらの先導でしたが、回数を重ねるごとに少しずつ滑らかに先導することができるようになってまいりました。目的やルールをご理解いただいた上で是非、積極的に「飛鳥讃歌連続リレー読誦」を開催されることを期待しております。
最後に定期役員改選の現状(8/6(水)現在)をご報告いたします。島根教区は白鳩会の山口寛子会長、講師会の豊内由美会長がそれぞれ留任されることが決まり、相愛会と教職員会は信任投票が行われております。鳥取教区は白鳩会の松田恒子会長の留任が決まり、講師会と教職員会は信任投票が行われております。その他の組織は長が不在となる方向です。10/1(水)からは新体制となります。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。再拝
(大和島根R7年9月号)

第70回宝蔵神社盂蘭盆供養大祭
~宇治との橋渡しの使命~
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。昨年も制限 を設けて、宇治別格本山で盂蘭盆供養大祭が執り行われ、8月18日「自然災害並びに世界規模感染症物故者追悼慰霊祭」と、翌19日「宝蔵神社盂蘭盆供養大祭本祭」のみ生長の家総裁・谷口雅宣先生が斎主としてご奉祀くださり、生長の家白鳩会総裁・谷口純子先生がご臨席くださいました。地球温暖化の傾向がますます顕著となり、今夏は昨年以上の暑さが予測されており、本年も祭典の参列者を昨年と同様に宇治別格本山理事・評議員の教区(福井、愛知、岐阜、三重、滋賀、京都第一、京都第二、奈良、大阪、和歌山、兵庫、岡山、広島、香川)に限定し、最大300名程度として執り行われることとなりました。残念ながら私たち島根・鳥取教区は参列できませんが、その代わりに上記の2つの祭典をインターネットで配信され、視聴できることとなりました。詳細は生長の家公式ウェブサイトにて案内があります。ネット環境にない方は教化部等でご視聴いただけるように対応しますので、教化部事務局までお問い合わせください。この記念すべき第70回を数える盂蘭盆供養大祭で一柱でも多くの御霊様のご供養のために霊牌を推進してまいりましょう。島根教区では8/1(金)に、鳥取教区では8/3(日)に霊牌奉送祭を予定しております。
さて、話しは変わりますが、先日6/21(土)に父の一周忌法要に参列するために宇治を訪れました。姉夫婦一家が長崎からはるばるやってくるので、その日にやりたいと母からの願いもあり親孝行のつもりで無理をして行ってきました。皆様には行事日程変更等でご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。父の法要が終わり、宝蔵神社へ昇殿し、本尊神霊(生長の家大神、大国主大神、観世音菩薩、地蔵大菩薩、阿弥陀如来)に向かい報恩感謝の気持ちで島根・鳥取両教区の教勢発展と皆様のご多幸を祈念し、また父への感謝を込めて聖経『甘露の法雨』を拝読しました。ちょうどお昼時でしたので765畳ある大拝殿には誰もおらず、朗々と声を出して読誦しました。(他に参拝者がいる時は黙読するのが暗黙のルールになっております。)翌日には大田・江津地区先祖供養祭を予定しておりましたので、急ぎ帰路に着き、倉吉市、松江市を経て、出雲市の教化部に無事にたどり着きました。参列することができて、きっと父も悦んでくれていると思います。私は祭司として先祖供養祭で皆様の霊牌を招霊させていただきますが、その御霊様がいずれ宝蔵神社でお祀りされると思うと胸に熱いものが込み上げてきて、宇治と皆様の橋渡しをする使命感をより深くします。また8月いっぱいまでが両教区で写経推進月間ですので、真心の写経実修もチャレンジしてみましょう。写経も宇治本山内にある写経奉安礼拝殿に10年間奉安されます。
これからも少しでも皆様のお役に立てるように全身全霊で使命を生きます。今後とも皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(大和島根R7年8月号)

第一回教区五者合同
全国幹部研鑽会が開催されました
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。去る5/25(日)に山梨県北杜市の生長の家国際本部“森の中のオフィス”において教区五者合同全国幹部研鑽会が開催され、生長の家総裁・谷口雅宣先生、白鳩会総裁・谷口純子先生から親しくご指導していただきました。総裁先生からは「宗教目玉焼き論」の歴史を紐解きながら教えの「中心部分」である卵の「黄身」に当たる「根本真理」は決して変わることがない事、教えの「周辺部分」である卵の「白身」に当たる「真理の説かれ方」は時代や国・地域等によって千変万化していく事を正しく理解することの大切さを強調していただきました。「宗教目玉焼き論」は「万教帰一」を分かりやすくした考え方であり、私たちはブレない正しい信仰を確立することが今こそ求められていることを感じました。また、総裁先生は今回が第一回であり、この真理研鑽の場が今後第二回、第三回と続くことを期待しておられるご様子でした。純子先生は青年会時代の画像を示しつつ、当時の『理想世界』誌100万部運動についてのお話しをしてくださいました。当時の鬼気迫る運動を女子青年も一翼を担っており、純子先生もそのお一人であられた事、しかしながら疑問を感じる出来事があった事をお伝えくださいました。結びには今の「数から質を重視する」運動を通して地域の皆様に喜んでいただけるお世話活動を呼びかけてくださいました。
さらには谷口暁子・講師部長と講師部員の皆様による最新のネット技術の一つであるUBEM(ユーベム/双方向の電子メディアの使用)を活用してジェンダー関連のクイズが行われました。五者の皆さんのスマホを用いてクイズが出題され、回答し、集約したデータをその場で解説するものです。例えば、第一問のクイズの正答率が何%で、その男女比は何%であるというような分析をその場で数値化、グラフ化して見ることができるのです。初めての試みでしたのでネット回線のつながりが難しかったり、そもそもやり方がよく分からなかったりと多少の課題は残りましたが、取り組み自体が革新的であり画期的なことでした。これからもこのような技術を駆使して私たちの運動を前に進めることができるという期待を持ちました。
最後に話しは変わりますが、定期役員改選についてお伝えします。機関誌『生長の家』2025年5月号の59頁に掲載されておりましたが、まだお読みになっていない方は是非ご一読をお願いします。今回の定期役員改選は今までと違う点があります。それは、各組織長は①立候補制となり、②立候補できるのは70歳未満(10/1現在)で、単位組織の長(5/31現在)以上の現役員です。投票できるのは各組織の全ての会員となります。また、③選挙管理委員会は教区で一つ設置され、④前回の改選より期間を1ヵ月延長すること等です。島根・鳥取両教区ともに神様の御心のままスムーズに新役員の方が決定することを心からお祈り申し上げます。(大和島根R7年7月号)

「運動目標設定シート」について
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。両教区の「運動目標設定シート」が完成しました。これは『大和島根』、『聖峰』3~5月号の巻頭で私が申し上げてきました両教区の新しい3年スパンの運動の目標を一覧にしたものです。今月号は文章で皆様にできるだけ分かりやすく説明できるように試みたいと思います。まずお手元に運動の手引書『“私たちの運動”をつくろう』と「運動目標設定シート」をご準備ください。
同手引書の30頁をお開きください。ここに上部に記載されている「全体目標」と「部分目標」は生長の家が教団全体で取り組む中・長期的な目標であり、島根・鳥取両教区の「運動目標設定シート」の一番上の枠にも同じ事が記されています。次に「運動目標設定シート」の上から二番目の枠をご覧ください。「2025~2027年度にかけて取り組む具体的な「努力レベル」の運動目標」です。これは同手引書30頁の真ん中から下に記載されている「具体的な運動目標」⑴~⑷のうち、島根教区は⑴⑵⑷を、鳥取教区は⑴⑵⑶を選びました。3年間かけて努力して達成したい目標の詳細を文章化しております。
続いて「運動目標設定シート」の上から三番目の枠を見てください。「2025年度(つまり今年の事です)に「努力レベル」の目標の達成に向けて重点的に取り組む活動」が記載されています。同手引書の19頁に戻ってください。ここに載っている「生長の家が重点的に行う地球社会貢献活動のリスト」(これは機関誌『生長の家』2024年12月号58頁の運動方針の中にも記載されています)から各教区が選んだ項目が書かれています。島根教区は10項目、鳥取教区は4項目です。
「講師試験や昇格」についてはリストにはありませんが、講師教育は重要であると考え、両教区ともに取り組む項目としております。また、「自然の恵みフェスタ」と「オープン食堂」は重要な地球社会貢献活動なので、ここには表記されていませんが、必ず取り組む項目として次の枠(上から四番目)に登場してまいります。その上から四番目の枠には「2025年度の「必達レベル」の運動目標」が示されています。島根教区は8項目あり、鳥取教区は6項目あります。これらはこの1年間に必ず達成を目指す目標が具体的に掲げられております。最後に「運動目標設定シート」の一番下の枠が裏面まで続いてありますが、これは「運動の重点分野を担当する「部」(担当部門)」が記載しています。島根教区は白鳩会、相愛会それぞれ3つずつ、鳥取教区は白鳩会のみ5つの「部」(今までの対策部にあたります)の設置が決まり、表記しております。
以上、「運動目標設定シート」の説明してまいりましたが、ご不明な点は遠慮なくお尋ねください。今までやってきた両教区の取り組みを継承しつつ、これらの目標を達成し、山陰の光明化と世界平和を実現してまいりましょう。皆様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。(大和島根R7年6月号より)

一寸先は光り
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。新学期が始 まり、我が家の三姉妹もそれぞれ無事に進級し、中高大の2年生となりました。当たり前のことですが、ありがたいことです。実はこの3月に長女が帰省し、自動車学校に通っておりました。約1ヵ月の間、久しぶりに家族5人がそろって時間を共にしました。長女は高校3年生の時に一人、北海道に残りましたので、約2年ぶりの家族団らんの時がゆっくりと流れました。何気ない夕食のひとときでも思わず涙が溢れます。家族に悟られないように必死にごまかしました。昨年の冬にはこれからどうなるのかと不安になる時もありましたが、一寸先は光りだと信じて歩んでくることができたので今があるのだと感じております。これも皆様のお陰であります。ありがとうございます。
ところで、先月の巻頭に書きましたが、島根・鳥取教区の2025~2027年の新しい運動目標を設定し、運動方針が今月には決定します。これを受けまして5/25(日)に国際本部“森の中のオフィス”で「教区五者全国幹部研鑽会」が行われます。生長の家総裁・谷口雅宣先生、白鳩会総裁・谷口純子先生から直接のご指導も予定されております。一言も漏らさず五者の皆様としっかりと学んでまいりたいと存じます。
さて、3/28(金)に発生したミャンマー第二の都市であるマンダレー近傍を震央とする強い地震(M7.7)により、ミャンマー全体で死者3,145名、負傷者4,589名、行方不明者221名、隣国タイの首都バンコクでは、少なくとも死者36名、負傷者33名、行方不明者78名という大きな被害が報道されております(4/4(金)現在)。生長の家は、これらの被災者を支援するために、4/4(金)から6/30(月)の期間、「2025 年ミャンマー地震被災者緊急支援募金」を実施することになりました。なお、募金は国連WFP(世界食糧計画)とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に送付します。事態の緊急性を考慮し、それぞれに1,000万円を先行して寄付しております。「ウクライナ緊急支援募金」にもご協力をいただいておりますが、ミャンマー地震の支援募金への協力いただくと幸いに存じます。詳細は生長の家公式HPをご覧ください。島根・鳥取教区では募金箱を両教化部会館、松江道場、米子道場に設置しております。
最後に、総裁先生はFacebook「生長の家総裁」ページに4/6(日)、【蛙仙人】というタイトルの投稿をしてくださっておられます。総裁先生がある夜、蛙の合唱の響きに身を委ねていると合奏の間から何か声のようなものを感じ、その声に問いかけるというものです。その中で総裁先生はアメリカの事や世界の平和について問答をお書きくださっておられます。私は総裁先生のお言葉をかみしめながら繰り返し拝読し、考えさせられました。まだお読みになってない方は是非ご一読くださいませ。一寸先は闇ではなく、光りを見出し、明るい希望を持って皆様と共に光明化運動を進めてまいりたいと存じます。

”数から質”を向上する運動への転換
教化部長 山口哲弘
島根・鳥取教区の神の子の皆様、ありがとうございます。先月の巻頭にもお知らせしましたが、2/28(金)に目標設定サイトである「SNI活動情報サイト」がいよいよ開設されました。早速、翌々日の3/2(日)、島根教区臨時五者ネット会議を開催しました。鳥取教区は3/8(土)に五者七者ネット会議を行います。(この原稿は3/5(水)に執筆しております。)地域組織会員の手引書『“私たちの運動”をつくろう』と運動方針書を片手に新しい目標を設定し、続いて各組織の正副会長会議で“部”(担当部門)を設置するための検討に移ります。3/25(火)までが入力する期限で、その後は国際本部とのやり取りを重ねてから、漸く2025~2027年度の島根・鳥取両教区のそれぞれの運動目標が決定します。目標設定完了の目安は4月下旬から5月上旬です。私としてはできるだけ速やかに皆様にお伝えできるように努めてまいりますので、今しばらくお待ちくださいませ。
“数から質”へ生長の家の運動が転換するこの激動の時、思い出すことがあります。それは私が宇治別格本山時代(2002年~2017年)に故楠本加美野・生長の家長老から教えていただいた事です。それは正に「練成参加者(数)を増やすには質を向上することが大切なんだ」と練成部事務所で仰っておられたことです。また、「“数”と“質”は車の両輪なんだ。共に向上することで(生長の家の)光明化運動が前に進むんだ」ということも教えていただきました。では、その“質”とは何か?―――ここでは申し上げられません。いつの日か対面行事でお伝えします。私の15年間におよぶ道場生活・修行生活の賜物です。楽しみに待っていてください。ヒントはキリスト教の聖書です。
さて、世界に目を向けるとウクライナのゼレンスキー大統領と米国のトランプ大統領の会談が激しい口論の末、物別れに終わったというニュースを皆さんもご覧になったことと存じます。私はとても残念に思いました。すると、生長の家総裁・谷口雅宣先生はすぐにFacebook「生長の家総裁」のページにお考えを3/1(土)、3/4(火)に投稿してくださいました。一昔前では考えられない早さで私たちは総裁先生のお考えを拝読できるのはありがたいことです。まだお読みになってない方は是非ご拝読ください。前者の投稿は【これが首脳会談か!】、後者の投稿は【国際政治とムスビ】というタイトルが冠されております。二つの投稿を繰り返し拝読しておりますと、総裁先生は本当に心の底から世界平和を願っておられるのがジンジンと伝わり、目頭が熱くなります。私たちは総裁先生、白鳩会総裁・谷口純子先生に中心帰一し、日々三正行を行じながら、世界平和実現のための祈りを深めてまいりましょう。そして、“数から質”を向上する運動への転換をはかって、私たちの運動をともにつくってまいりましょう。これからも島根・鳥取両教区の皆々様のお力添えをよろしくお願い申し上げます。(大和島根R7年4月号)

